Amazonのアソシエイトとして、ひろは適格販売により収入を得ています。
この度、人生で初めて寝台特急・サンライズ出雲に乗るためにチケットを取りましたので、知見として記録しておきます。
目次
サンライズ出雲とは
サンライズ出雲(瀬戸)とは、日本で唯一、定期運行する寝台特急列車です。
東京駅から島根県出雲市あるいは香川県高松市を結ぶ列車で、前者をサンライズ出雲、後者をサンライズ瀬戸と呼びます。
サンライズ瀬戸・出雲は連結され、岡山駅までは併結運転となっており、岡山駅で切り離しを行って出雲号と瀬戸号に分かれる形となります。
また、1日1往復の運転となっているため、東京駅からは1日1便(21:50発)しか出ない貴重な列車です。
サンライズの客室タイプには1人用個室、2人用個室、相部屋(雑魚寝)と大きく3つの種類があり、その中でも2人用個室の「サンライズツイン」は瀬戸・出雲に各4部屋しかなく、予約困難なため「プラチナチケット」と呼ばれます。
10時打ちとは
サンライズ瀬戸・出雲の予約は1ヶ月前の午前10時から始まります。
インターネットあるいはみどりの窓口で予約が可能ですが、特にプラチナチケットに関しては予約開始直後に埋まってしまい、インターネットで取るのは難しいため、10時前からみどりの窓口に並び、10時ちょうどに駅員の端末で予約してもらう必要があります。これを10時打ちと呼びます。
みどりの窓口がある駅でも10時打ちができる駅は限られていて、10時打ちを狙う際は可能駅を事前に調べてから行く必要があります。
10時打ちのために早朝から並ぶ人もいます。これは何故かというと、予約窓口の数は限られているため。例えば5人並んでいたとしても、窓口が2つしかなければ、先頭の2人しか10時打ちはできないからです。10時打ちをするためには予約待機列の中でもファーストロットに入らなければなりません。
また、10時打ちをすれば必ず予約が取れるわけではありません。10時ちょうどに10時打ち可能駅から一斉に予約争奪戦が始まるわけなので、取れないこともあるようです。
私が見たネット記事では、朝7時半から並んで10時打ちしたのに予約が取れなかったという話もありました。2時間半も待って取れないのは辛すぎる。。
10時打ちの記録
私の場合、山手線の某駅に平日8:40頃並びはじめ、10時打ちに成功し、サンライズツインを確保しました。
8:40は流石に遅すぎるかと半ば諦めモードで行ったのですが、予想に反して待機列には1人しかおらず、見事2着を取ることができました。
最終的に10時の段階で待機列には私含め4人ほどいたのですが、窓口が2つだったため、先頭の人と私の2人だけが10時打ちできたという感じです。
流れとしては、9:50頃に窓口に案内され、予約したい列車の情報を口頭で伝えました。サンライズツインは取れない可能性もあったため、第2希望でシングルツイン、第3希望でシングルx2を依頼しました。
窓口では駅員の方が10時ジャストに端末を操作開始できるように時報が流れており、緊張感が漂っていました。
ポーンと10時の合図が鳴った直後、数秒もかからず「取れました!」と言われ、とても嬉しかったです。
一応取れなかったときのため、一緒に乗る友達が10時にネット予約を試みていましたが、ツインは全滅だったようです。ツインを取るなら10時打ちは最低条件かなと感じました。
感想
ネット記事を見ると始発だったり7時台だったり、並々ならぬ覚悟で朝早くから並んでいる方々がいるため厳しいかなと思っていたのですが、運が良ければ8時台後半でもいけるんだなと思いました。(先頭の人は一体何時から並んでいたのか怖くもありますが)
また、駅選びも重要だと思います。10時打ち可能駅の中でもどの駅を選ぶかによって難易度が変わりそうな気はします。
初の寝台特急での出雲旅行、楽しみです。