26歳男、初めての大腸カメラの記録

お腹が痛い女性

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2021年7月29日、26歳にして初の大腸カメラを体験しましたので、知見として記録しておきます。

大腸カメラとは

大腸カメラは、正式名称を大腸内視鏡検査と呼びます。

その名の通り、大腸にカメラを入れ、大腸に異常がないかを検査することです。

検査での死亡例があったり、ポリープが見つかった場合はその場で切除を行うため、検査を受けるにあたっては同意書に署名をする必要があります。

大腸カメラは健康診断や人間ドックの基本コースには含まれていないため、普通の人は中々受けない検査だと思います。

なぜ大腸カメラをやったのか

2021年7月の7日、8日と2日連続で血便が発生したためです。

血の量は多くないですが、鮮血だけでなく一部黒い血も混ざっており、7月8日に病院に行って検査を行いました。

採血、採尿、CT検査を行い、恐らく胃腸炎だろうとのことでしたが、大腸がんの可能性などもあるため、念の為大腸カメラをやることになりました。

大腸が弱っている状態でカメラを突っ込むわけにはいかないため、食事制限と投薬による治療をして様子を見つつ、3週間後の7月29日に大腸カメラを行うことになりました。

大腸カメラの記録

検査は朝から夕方ごろまでかかる可能性があるとのことだったため、会社は有休をとって休みました。

大腸カメラをやるには大腸内に何もない状態を作る必要があるため、検査前日は消化の良いもの(おかゆ、素うどん等)を食べました。

そして朝10時に病院に行き、検査の説明を受け、そこからは下剤1.5Lとお茶(水でもいいです)750mLの計2.25Lを2時間15分で飲みきる苦行が始まりました。

モビプレップ

「下剤500mLを30分で飲む→お茶250mLを15分で飲む」というのが1セットで、これを3セット行います。

下剤(モビプレップ)は例えるならOS-1のような味で、スポドリを濃くして味をまずくしたような感じでした。

前半はまだマシですが、後半になるほどお腹のタポタポ感と味のまずさで吐きそうになってきます。

飲んでいる途中に何度か便意がくるため、その都度、出した便の状態を確認します。

カスや塊が少しでも残っているとアウトで、腸液のみが出るようになれば事前準備(腸管洗浄)は完了です。

ちなみに、2.25Lを飲んでもまだ腸液のみにならない場合はもう1セット追加になり、計3L飲むことになります(私は2.25Lでうまくいったため、3Lチャレンジはせずに済みました)。

 

次は待ちに待った大腸カメラタイムです。

私の場合はカメラを挿れる直前に鎮痛剤と鎮痙剤を腕に注射しました。

安全のため血圧を測定しながらカメラを下から挿れていくのですが、撮影にあたっては腸液が邪魔なため、カメラを挿れてから抜くまでの間は高頻度でカメラの先端から空気を噴射して、腸液を画面外に吹き飛ばしつつ撮影を行っていました。

カメラの映像がリアルタイムでモニタに映されるため、中々面白い感覚でした。

その一方で、カメラ本体 + 噴射された空気で腸が張っていく感覚はなかなか不安でした。後半になると慣れてくるのですが、それでも狭いカーブを曲がるときは下腹部の違和感がすごかったです。

撮影が終わり、カメラを抜いたあとは20分ほど椅子に座らされて強制的な休憩タイムがありました。

恐らく鎮痛剤によるアナフィラキシーや、大腸への異物挿入による何らかの問題が発生する可能性を懸念してのことだと思います。私の場合は何事もなく終わりました。

検査結果

知り合いで同様の検査で潰瘍性大腸炎が判明したパターンがあったためドキドキしていましたが、特にポリープやがんなどの異常は見つかりませんでした。良かった。

とはいえ物理的異常がないのに血便が出るということは、ストレスなどで身体に相当負荷がかかっていたという話なので、もうちょっと自分の身体を労ろうと思います。

感想

予想はしていましたが、検査自体よりも、事前準備のほうがめちゃくちゃしんどかったです。

個人的に飲み物を量飲むのが辛いタイプなので、時間制限があって時間内に何かを飲みきらないといけないというのが本当に苦痛でしたね。しかもまずいし。。

検査自体は20分もかからなかったのと、カーブを曲がるときに違和感がすごいくらいで、辛いとは感じなかったですね。